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[ 単行本 ]
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疎結合―Web Serviceの残された課題 (新紀元社情報工学シリーズ)
・ダグ ケイ
【新紀元社】
発売日: 2004-04
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,748円〜
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・ダグ ケイ ・Doug Kaye
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カスタマー平均評価: 2
Loosely coupled が何かは依然なぞのまま Webサービスという技術のHype的な注目が一段落してきた現在(今は2004年2月です),Webサービスという技術分野を確立したい,そもそもの動機となったLoosely-coupledというアーキテクチャスタイルが,本当にビジネス分野で有効かという点を再確認しようという動きが高まっていると思います. 本書は,それを知るためにあるようなタイトルです.しかし,残念ながら,loosely-coupledというアーキテクチャは具体的に何なのか,そして,そのアーキテクチャはどのような効果を与えるのかという点については,一般論以上の明確な回答を与えていません.しかし,loosely-coupledであると”思われている”アーキテクチャに関係のある技術を一通り知ることはできると思います.
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[ 単行本 ]
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すぐに使えるマルチプラン2.0+MSチャート (αブックス)
・新長 輝則
【EI企画】
発売日: 1987-01
参考価格: 945 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,700円〜
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・新長 輝則
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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#(シャープ)8301
・田中 茂
【勁文社】
発売日: 1989-11
参考価格: 897 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,691円〜
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・田中 茂
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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インターネットをめぐる米国判例・法律100選
・土谷 喜輝 ・ジェリー メステッキー ・デイン 河野
【ジェトロ(日本貿易振興機構)】
発売日: 2001-02
参考価格: 4,200 円(税込)
販売価格: 4,200 円(税込)
Amazonポイント: 42 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,689円〜
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・土谷 喜輝 ・ジェリー メステッキー ・デイン 河野 ・Jiri M. Mestecky ・Dayne Kono
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カスタマー平均評価: 0
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[ − ]
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情報業の経済学
・丹下 忠之
【創風社】
発売日: 1998-04-25
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,625 円(税込)
Amazonポイント: 26 pt
( 通常6〜9日以内に発送 )
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・丹下 忠之
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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R:BASE5000テクニカル・ノート
・小峰 圭次郎
【ナツメ社】
発売日: 1987-01
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,625 円(税込)
Amazonポイント: 26 pt
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
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・小峰 圭次郎
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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情報社会を読み解く
・古藤 泰弘
【学文社】
発売日: 2004-04
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,625 円(税込)
Amazonポイント: 26 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,573円〜
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・古藤 泰弘
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カスタマー平均評価: 5
情報社会の初歩に 「情報社会」という言葉は、ニュースなどでも良く取り上げられ、私達の生活には、もはや切り離せないものとなった。
しかし、私達はどれだけ「情報社会」について理解しているだろうか。本書では、そんな初歩的な疑問に答えてくれる本だ。
情報社会の進展を、テレビの普及や、コピー機やワープロなどのコンピュータの発展と絡めているのはとてもわかりやすい。
また、狩猟社会から農耕社会、そして工業社会から、情報社会と、大きな歴史から、「情報社会」を捉えているのも面白い。
本書を読めば、何かしらの発見があるのではないだろうか。
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[ 大型本 ]
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情報通信業界〈98年度版〉 (業界別マーケティングデータ集)
・エッジキャピタル
【ホロン】
発売日: 1998-06
参考価格: 2,625 円(税込)
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・エッジキャピタル
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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続 基礎情報学―「生命的組織」のために
・西垣 通
【エヌティティ出版】
発売日: 2008-12-19
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,625 円(税込)
Amazonポイント: 26 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,300円〜
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・西垣 通
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カスタマー平均評価: 5
文系・理系双方の分野に関心のある方に 個人的には素直に素晴らしい本だった。過去20年来、断片的には理解していた諸々の事項が統合的に理解できるフレームワークを与えていただいた気がする。
IT礼賛論でも、その反対のIT批判論でもなく、心理学、哲学、情報工学の諸分野を横断して、個人を内包する社会組織にもオートポイエーシス的性質を与えたHACS(Hierachical Autonomous Communication System:階層的自律コミュニケーション・システム)という独自のモデルを提唱し、一人称/三人称、個人/組織、心身問題や、ゲーデル問題などの伝統的な二元論を乗り越える。
コンピュータの類型を、3区分して、まだ実現されてはいない第三類型の方向性を萌芽的に示している。
対数軸で時間と出現メディアの関係、影響を与えうる人間集団の規模など、随所に刺激的な内容に満ちた本だった。
20世紀末から続く方向感の無さで混乱の続く世界の中で、はっきりと道筋をつけてくれる好著といえるだろう。
Web社会に絡んで巷に溢れている凡百の類書を読むなら、この一冊を薦めたいが、ある程度の予備知識は必須で、読者を選ぶかもしれない。
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[ 単行本 ]
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基礎情報学―生命から社会へ
・西垣 通
【NTT出版】
発売日: 2004-02
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,625 円(税込)
Amazonポイント: 26 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 50,000円〜
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・西垣 通
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カスタマー平均評価: 4
あらたな学問の入口に立ちつくす 「基礎情報学」とは野心的なタイトルである.著者は情報工学,応用情報学,社会情報学という 3 分野の基礎となるべき,あらたな学問をめざしている.しかし,あたらしい学問をうちたてるのは容易なことではない.残念ながら本書はそのほんの入口でおわってしまっている.精密な議論をめざしてはいるが,私には十分な説得力があるようにはおもえない.たとえば,「オートポイエーシス」を基盤とするのであれば,「種々見解が分かれ」ている「オートポイエーシス」という概念をもっと明確化する必要があるのではないだろうか.
「基礎」をめざしている以上,いたしかたないことかもしれないが,本書の内容は抽象的であり,具体的な話題はかぎられている.この本も文理融合をめざしているといえるが,西垣の著書のなかでは著者がもっと 「理科」にちかかった時代の「デジタル・ナルシス」,「ペシミスティック・サイボーグ」などの著書により魅力を感じる.
良く整理されている 用語は難しいが主張は明確で、良く整理はされているが新鮮みはない。読んでいて、「ふむふむなるほど」と納得はするが、読み終えてもさしたる感動は残らない、そんな中庸の書といった印象が残る。
オートポイエーシスと生命記号論の組み合わせで論を展開する前半が良かっただけに、後半のメディア、特にマスメディアを一段高次の存在として位置づけたところは???、論の展開に少々無理があるようです。もっとも、階層的自律システムとしたところが本書の新味なので、このような展開となるのは必然なのかもしれませんが、もう少し違った展開もできるように感じました。次作に期待したいと思います。
本書の骨格となる「情報」と「意味」に関して、演繹的なまわりくどい定義でなく言い切ることができたなら、星5つだったのですが、これも次作にということで大いに期待したいと思います。
価値を生む存在としての生物(人間) 生命とは何か? 生きているとはどういうことか? 物質と生命はどのような関係にあるか? こういうことを考えている知の探究者にとっては、本書は必読の書です。
「情報の本質は、生物が主観的に内部形成する「生物にとっての価値」を表すものであって、外部世界に客観的に存在するものではない。」
筆者が力説するこの説は、もっともっと世界中に広まるべきでしょう。それによって生物も人間も「機械的システム」ではないということがわかり、現代人はニヒリズムから救われるでしょう。
本書の62ページから引用します。
いま生命体がたまたまある情報(パターン)に遭遇したとしよう。過去の体験つまり習慣からすると、その情報は意味があるかもしれないし、あまりないかもしれない。解釈者たる生命体は、そこで一種の選択行為をおこなうことになる。具体的には、捕食行為だったり、逃避行動だったりする。「複数の選択肢のなかからあるものを選ぶ」という行為が、意味解釈なのである。実行した選択行為が生存に有利であれば、その解釈者は生き残るであろう。同じ情報(パターン)に対して同じ選択行為を繰り返し、子孫を残すことができるであろう。その情報(パターン)と該当する選択行為とは一体となって「意味内容」を構成し、種(遺伝的集団)のレベルではやがてゲノムにも反映され、世代をこえて継承されていく。
実に大胆な言葉です。「意味内容」がゲノムにも反映されていくというのです。生物は利己的遺伝子の乗り物ではない。生命が遺伝子を変えていくのです。主体は生命のほうにあるのです。生物とは「価値」を生み出す存在なのです。私はこれが科学的に証明される日を待ち望んでいます。
世界的な水準を越えるのは難しい 本書は読み方次第で、賛否両論があろう。しかし、本書の議論は情報学原論としての世界的水準を超えてはいない。先行した情報の哲学(PI)という哲学領域が誕生していまだ5年しか経ないが、イタリア出身のルチアーノ・フロリディが著わしたPhilosophy and Computing: an introduction (1999)と共有する問題構制が似ているが、基礎付けとしての情報の定義がない。現象学とメタ理論、もとより物理学と数学の派生領域でもある。現象説明の不安定性に着目し、コミュニケーション回路の直截性の誤読を精確に位置付けなおすことから議論は始まる。着目した観点は面白いが、基礎付けに再検討が必要であろう。
いい風呂敷をひろげてます。 システムの創発現象を捉えるときに、オートポイエーシスと生命記号論という組み合わせは相性がいい。 現象学的な視座に立つ場合、要素間のコミュニケーションを記号論的に捉えることは重要。 そういう意味で自論を展開するまで(シャノン批判、オートポイエーシス、生命記号論、ルーマン社会学の導入)は、非常にいい論調で進んでいく。しかし、最終的な自論としてのマスメディア論に入ると、少し逸脱し、どうも広げた風呂敷とうまく絡め切れていない。また、シャノン&ウィバーの情報理論を越えた情報の基礎付けは出来ていない。記号論の紹介をした程度。 予備知識が無いと読むのはしんどいかもしれませんが、価値はあります。久しぶりに面白い本でした。 予備知識としてはホフマイヤーの生命記号論、マトゥラナ&ヴァレラの知恵の樹、あたりを読んでおくと大体わかるのではないでしょうか? ルーマンについてはかなり十分に本書内で解説されています。
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