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[ 単行本 ]
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ビッグトレンド―ITはどこへ向かうのか
・田中 辰雄 ・安延 申【編・著】 ・前川 徹【編・著】
【アスペクト】
発売日: 2009-05-26
参考価格: 2,310 円(税込)
販売価格: 2,310 円(税込)
Amazonポイント: 23 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,800円〜
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・田中 辰雄 ・安延 申【編・著】 ・前川 徹【編・著】
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カスタマー平均評価: 5
今後のトレンド予想に大胆に踏み込む これは、ITにたずさわる全ての人にとって必読の書といえる。
この本では、IT業界の過去から現在までの歴史を概観し、
そのトレンドを4つのマーケットライフサイクルとして的確にとらえ、
イノベーションと衰退が繰り返されてきた様子を解説している。
特に、「分断」「接続」「分散」「集中」「統合」「モジュール」などの
用語で構造的な枠組みを形成し、ITのトレンドを表現している。
そして同じ枠組みの中で、今後のトレンド予想まで大胆に踏み込んでいる。
しかし、それはこの本の論理展開や引用される諸情報の充実さから
十分に納得感のあるものであり、反証できるところを我々読者に真剣に考えさせる。
これはこの本の作成にたずさわっている有識者の方々のバックグランドが
多岐にわたっておりそもそもその視野が広いことや、
ITの有識者たちが集うフォーラムでの議論の蓄積や、研究における成果から抽出した
エッセンスで構成されているためだろう。
ITの過去の大きな流れと、今後の大きな方向性の1つを知り、
企業経営やビジネス企画などに役立てたい方にはぜひお薦めしたい本である。
ITの未来はそうなるだろうな 私は未来予想の本が好きだ。
本書は『フューチャー・イノベーション・フォーラム』というワークショップの議論の成果の一つとして、幹事の方、三名が共著されており、ITの明日を見据えている。
『WEB2.0』に代表されるIT未来の光の面と『ネット難民』に代表される影の面に対して、本書は、ITにおける革新技術の登場の減少傾向から、自動車がT型フォードの大量生産により大衆の物になったように、ITが大衆のものになって行くという中庸の予想を立てている。それを裏付けるデータも精査されており、読みごたえがある。
通勤電車の中で、携帯電話のメール処理、WEB処理にいそしむ人は、ここ数年で当たり前のようになってきており、ITは確かに大衆化している。i-PodやニイテンドーのWiiやDSも、ITの大衆化という『ビッグトレンド』に乗った物として、そのヒットが納得できる。
ITがオタクの物から大衆の物に変わることは、すばらしいことではある。一方で、ITの革新技術の登場がますます減少するという予想は、ITオタクにとっては、ワクワク感が少なくなり、少し残念でもある。
本命の予想として、本書をお奨めする(オッズは低くかもしれない)。
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[ 単行本 ]
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情報社会論―超効率主義社会の構図
・加納 寛子
【北大路書房】
発売日: 2007-03
参考価格: 2,415 円(税込)
販売価格: 2,415 円(税込)
Amazonポイント: 24 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,799円〜
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・加納 寛子
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カスタマー平均評価: 5
バーチャル版ムラ社会の誕生はなかなか面白い 第一章で示されているバーチャル版ムラ社会の誕生はなかなか面白い。バーチャル版村社会の実際は、第四章で示されているセカンドライフのことを指しているのか、あるいは、セカンドライフのようなムラ社会が、今後無数に誕生するであろうという読みなのだろうか。もし、後者であるならば、5年後10年後に、セカンドライフのようなムラ社会が乱立するようになったときに、この本を読み返してみると、書かれている内容があたっているのかもしれない。
ただし、残念ながら、今現在、自分の周りを見渡してみると、この本で書かれているような超効率主義社会にはまだ至っていないように思う。超効率主義社会など雲の上の話である。まだ非効率な部分がたくさん残っていて、もっともっと効率化した方がよいのではないかと思うことばかりである。
格差社会の構図がよくわかりました。 グローバル化が進むと、国家間の格差が無くなる。その代わりに国内の格差が生まれる。という構図を主張されているわけですね。国内の格差を指摘して警告を発する本が多い中、その構図が、端的にわかりやすく示されていると思いました。
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[ 単行本 ]
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創発―蟻・脳・都市・ソフトウェアの自己組織化ネットワーク
・スティーブン ジョンソン
【ソフトバンククリエイティブ】
発売日: 2004-03
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,780円〜
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・スティーブン ジョンソン ・Steven Johnson
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カスタマー平均評価: 3.5
創発現象を概念的に理解するのに適した本 創発現象を概念的に理解するのに適した本。数式を一切使わず、数多くの例を引き合いに出しながら説明が進むので、創発という現象に共通の特徴がよく理解できる。一方で、創発している状態と、していない状態の違いや、創発に近い/遠い状態、創発現象を定量的に観察する方法などは範囲外。ウィーナー、ホランド、セルフリッジ、ゴードン、クルーグマン、ヒリスといった、創発や自己組織化といった分野でよく知られている人々の仕事が幅広くまとまっているのもよいと思う。訳者の訳注には、的を得たものも得ないものもある。訳注を楽しむか、不快に思うかは読者によって分かれるところだと思う。ただ、訳者の仕事というのは、本の内容を素直に別の言語に置き換えることであって、内容に合いの手や茶々を入れることではないのでは、とも思った。
「創発」って何?がわかります 蟻やアメーバの生態、脳の作り、インターネットの網目、人間社会のあり方までを自己組織化ネットワークをキーワードに発想がやや飛躍的につなげております。複雑系の研究は単独の学問の1ジャンルではなく、学問と学問の間(学際?)に意味があると思われるため、このような研究により発想が拡がるとよいと思います。
創発という言葉を知らなければぜひ たくさんの要素が互いに交流しだすと、各要素のレベルからは思いもよらないことが生まれることがあるという創造力についての科学読み物。自己組織化、複雑系、カオスなどに関連する話を、副題に書いてある蟻・脳・都市・ソフトウェアの話を中心に紹介している。 理論面を考察して話を進めるというよりは、具体例を次々と紹介しているので、(物足りない人もいるかもしれないが)創発という言葉を知らなかった私にはとても読みやすかった。迷路を解く粘菌や工業都市マンチェスターのような都市の話が特によかった。 (1)創発に気づく前の人々が同種の現象をどう観察していたのか? (2)創発に気づいた人々がどんな発見をしたのか? (3)創発を自覚した人々がどんなことをしようとしているのか? という三段階に分けて語っていて、前二つの段階の話が興奮するほどおもしろい。しかし、最後の段階の話は尻すぼみの感があって、将来の見通しがよくわからない。クリントンのスキャンダルが放送局上層部の意図を離れて過熱報道されたことを、創発の制御不能の側面だといわれてもピンとこない。訳注のつっこみも最後の段階に多いよう。 とはいえ、最適なアルゴリズムを考え出すメタアルゴリズムの話は素直にすごいと思う。ひとつひとつの要素は大したことがないものでも、複雑なものが生まれることに可能性が感じられる。現在進行形の話が大量に蓄積された頃にこの本の続きが読みたい。
懐と時間に余裕があれば、どうぞ 創発現象の大雑把なイメージをつかむには、悪い本じゃない。でも、それだけ。特に、後半は同じような話で退屈する。最初の数章は、なかなか楽しめるんだけどね。ま、2000円以下ならハズレもOKと覚悟してて、時間もある人にだったら薦めるよ。 あとさァ、訳者の山形氏が、目立たない訳注でしきりに著者に突っ込み入れてるんだけど、山形氏ってこの本、評価してないでしょ。翻訳で食べてる訳でもないんだろうから(翻訳でも食べてる?)、自分が評価してない本を出すのはよくないんじゃないかしら。 まあ、超人的な語学力と速筆の人(みたい)だから、片手間にやっちゃったんだろうけど、批判があるんだったら、せめて訳者あとがきとかの目立つ場所に書いておいてよ。買うかどうか迷ったとき、この訳者が訳してるんだったらと、踏み切る人もいると思うぞ。実際、私は他の訳者だったら「購入する」をクリックしなかったな。
創発系カタログ 粘菌の動きから,脳の機能,果ては都市の発生や分化まで,さまざまなスケールで現れる何らかのパタンについて,自己組織化現象として眺めたもの。 これまで,何らかのパタンはその背景に,そのパタンを生み出す全体的な法則があると考えることが多かった。しかし,創発性概念の登場によってパタンは,それを構成する個々の要素が隣の要素との関係に基づいて振舞っているだけで,生まれてくるものだ,と見なされるようになった。 本書は,様々な創発現象を一切数式を用いずに紹介する。アリのフェロモンがコネクショニストモデルでの結合荷重と同じ意味として解釈できる,などの視点は,こうした領域横断的な読み物でしか得られないものだ。 しかし,創発現象のオンパレードに留まっており,筆者は本書で何が主張したかったのかが不明瞭で,読み進むうちに少々退屈を感じた。 それにしても,ミンスキーでさえ,ある創発系のシミュレーションを見て,そこにトップダウンに制御する力を見てしまうところからなかなか抜け出せなかったとの挿話は,人がいかに支配型ルールを志向するのかが伺われ考えさせられた。 少しでも創発系がらみのシミュレーションなりを経験した方には,より豊かな創発系に対するイメージを抱かせてくれるであろう一冊であった。
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[ 単行本 ]
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インターネット・エコノミー
・アラン・E. ワイズマン
【日本評論社】
発売日: 2002-10
参考価格: 2,520 円(税込)
販売価格: 2,520 円(税込)
Amazonポイント: 25 pt
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 1,779円〜
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・アラン・E. ワイズマン ・Alan E. Wiseman
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カスタマー平均評価: 4
インターネット・エコノミーの入門書 いわゆる研究サーベイ論文で、ネットエコンやインターネットの経済分析について既に深く学んでいる方には物足りないものと思いますが、私にとっては、”そう言えばこの部分は欠けていたな”、というような発見をもたらしてくれた本でした。非常に読みやすく翻訳されており、これからこの分野について問題意識を持って学んでいこうとしている人には、うってつけの入門書とも言えると思います。
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[ 単行本 ]
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情報化社会対話集〈10〉 (Pan Pacific online)
・青田 吉弘
【ラッセル社】
発売日: 2004-07
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 1,774円〜
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・青田 吉弘
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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情報社会を理解するためのキーワード〈3〉
【培風館】
発売日: 2003-07
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格: 3,150 円(税込)
Amazonポイント: 31 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,774円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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高度情報化社会を読む
・伊藤 利朗 ・尾形 仁士 ・市川 照久 ・山田 忠利
【オーム社】
発売日: 1996-11
参考価格: 2,415 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,768円〜
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・伊藤 利朗 ・尾形 仁士 ・市川 照久 ・山田 忠利
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カスタマー平均評価: 0
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[ − ]
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ソフトウェア取引の契約ハンドブック
・吉田 正夫
【共立出版】
発売日: 1989-09
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,625 円(税込)
Amazonポイント: 26 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,764円〜
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・吉田 正夫
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カスタマー平均評価: 5
法律が追いついていないので法律家の努力に頼るしかない ソフトウェアの流通には、法律が追いついていないかもしれない。
そのため、吉田正夫弁護士のような、経験のある専門家に頼るしかないことが多い。
そのノウハウの一端を書籍にしてもらえているのは有り難いことである。
難解な著作権契約が理解できる とても複雑なソフトウエア契約に関して、契約の種類に応じて、注意すべきポイントを分かりやすく紹介しています。
特に、一番厄介な著作権など知的財産権の取り扱いについては詳しく解説をしております。
著作権契約を専門とする行政書士、弁護士の方にはぜひお勧めします。
再訂版の発行が望まれる。 JISAなどの業界団体の作成した自己利益追求の契約書にはみられない、中立的かつ実務に則した良書である。 発行から時間が経過しており、その間、改訂されていない。 しかしながら、改訂されない契約書の書式でも、その考え方は非常に有用であり、推薦にあたいすべきである。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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マルチメディア時代への取組み実例集―インターネット時代の到来で企業活動、社会生活はどう変わるか
【くらしのリサーチセンター】
発売日: 1996-12
参考価格: 2,548 円(税込)
販売価格: 2,548 円(税込)
Amazonポイント: 25 pt
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 1,765円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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インターネットショップのためのCGI&受注管理
・アングラーズネット ・グランドシステム
【エーアイ出版】
発売日: 2002-02
参考価格: 2,520 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,750円〜
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・アングラーズネット ・グランドシステム
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カスタマー平均評価: 4
無知な私でも出来た! CGIなど何も知らないド素人の私でさえ、最後にはちゃんと動くショッピングカートを設置できました。 ただ、本自体は文字が多いのできちんと飛ばさず読む忍耐力が必要。 お蔭様でネットショップも無事立ち上がりました。 たぶん、パソコンの基本的なことを知っていてその上で読む方には問題ないと思いますが、私はそれ以前の問題だったのでちょっとしんどかったです。
結局のところ どこでもある商品一覧形式での買い物かごではなく 各ページごとに実装したいと思い購入しました。 「HTML生成機能がついているのでどのページにもかごを実装できます」 などと書いておきながら、動かないジャン。 他のページにジャンプすると、もうカートの中身は空っぽ。。。 サポートページもないし。ただただ、.com通販を売りたいだけ。
こりゃ〜いい! ショッピングサイトを作ろうと、安くて良いCGIをお探しの方は、損しません。 買ってすぐ使えるし、ページレイアウトが完全に自由に出来るところはハッキリ言って「凄い!」です。解説もCGI1行ごとにしてあるので、初心者でも使えます。 以前に別の会社の市販品も使いましたが、もう少し早く気づいていれば・・・。
非常に役立ちます。 インターネットショップを解説するのに必要なショッピングカートCGIや受注管理ソフトは非常に役立ちます。 この本に収録されているショッピングカートCGIはオンラインクレジットカード決済機能も利用でき小規模事業者にはありがたい機能です。 受注管理ソフトはフリーのものがついていますが本気で経営するならプロバージョンが必要な気がします
中小のネットショップは重宝します ネットショップに必須のショッピングカートCGIや受注管理ソフトは非常に重宝するはず。ショッピングカートは前書のものをさらにグレードアップして、代引手数料の自動計算、地域別送料の自動計算などができる。その上、オンラインクレジットカード決済機能もついており至れりつくせりである。受注管理ソフトはフリーのものは少し役不足だが、プロバージョンはショップの作業効率に役立つ
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