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工学者には辛いなぁ...
私のような製造系技術屋にはとにかく実用性が大事なのです。 同シリーズの別本で「ラグランジュ緩和法」を読みました。 数学的にはさっぱりでしたが（笑）、例題を読んで検証できた後は その理解できなかった数式が読めてくるので不思議です。 狡猾な私の勘が、「内点法は使える」と判断しているのに、 例題が無いと実際に組む方法や実用性評価をすることが できません... むー...　自分で探さないとな。
数値計画問題の参考書として良書
内点法は開発されてから10年以上経ちますが、日本語で詳細に書かれた解説書は無かったと思うので、そのような本をお探しの方にはおすすめできます。
線形計画問題だけ出なく、拘束条件付の最適化全般に触れており、内点法の幅の広さを感じることができます。

また、ソフトウェアパッケージへの情報源もかかれており、開発者だけでなくユーザも役立つことと思います。
ただ、緩和問題について、もっとふれてほしかった。
基本的に線形代数の知識があれば楽しく読めることでしょう。
あと問題はお値段ね。ちょっと高めなのは読者数を考えると仕方無しか。