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[ 単行本 ]
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欧米とわが国の原価企画研究
・田坂 公
【専修大学出版局】
発売日: 2008-03
参考価格: 2,730 円(税込)
販売価格: 2,730 円(税込)
Amazonポイント: 27 pt
( 在庫あり。 )
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・田坂 公
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カスタマー平均評価: 5
日本の製造業を見直す好機 原価企画の研究は一段落し、学説的にもこれ以上の論点が残されているとは思わなかった。しかし、本書を読んで、それが浅学ゆえの誤解であることに気づかされた。
欧米の視点から日本の原価企画を見直すと、こうも豊かな展望を見てとれる。日本の理論は完成の域に至っているのではなく、実学として時間を経るにしたがい、さらに理論を精緻化し、展開すべきだったのだろう。
これを契機に、トヨタ系列というベストプラクティスを論じる以上に、より科学的に一般モデルを作り上げる努力も必要だと感じられた。
日本の産業は製造業を抜きに語れないだろう。
本書は、日本の製造業のあり方を見据え、今度の産業政策をも再考する良い契機となってくれる。
経営と現場改善の融合 原価企画は、不思議な分野である。従来の、コストから販売価格を決定していくいという一方向的な手法から、明示的な数値としてのコストと、あいまいで不確実、かつ経営戦略的要素をもつ販売価格との相互作用を重視するアプローチへの進化としても捉えることができる。
欧米の経営では、経営戦略と現場改善を階層的な展開として考えることが多いが、日本的経営では、経営者が現場改善を日常的に語ることが多いなど、経営戦略と現場改善は並列的あるいは渾然一体として位置づけられている。原価企画は、そのような意味で、日本的な経営システムの典型としての意義をもっている、
しかしながら、これまでの研究が、やや縦割り的、機能的、つまり管理会計、VE、戦略面などからのアプローチ面を重視することにすぐれているため、経営戦略と現場改善の相互作用という意義について、十分、把握していなかったように思える。
この本が、海外の論文を数多く参照し、原価企画の相対的かつ総合的な把握を重視するとともに、ABC,BSCという新たな手法との融合を試みているのは、まさしく、経営戦略と現場改善の融合という新機軸を創造していることだと思える。
この本の価値は、現時点では、まだ、十分には理解されないかもしれない。しかし、金融危機が過ぎた時点での企業経営の在り方をイメージすれば、この本の意味が、今以上に、必要とされることは間違い。
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[ 単行本 ]
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人事コンサルタント養成講座
・西村 聡 ・冨田 高子 ・吉岡 規子
【日本法令】
発売日: 2007-12
参考価格: 2,730 円(税込)
販売価格: 2,730 円(税込)
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( 在庫あり。 )
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・西村 聡 ・冨田 高子 ・吉岡 規子
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カスタマー平均評価: 5
実践的な内容で使いやすいです! 人事制度について勉強しようと何度も試みましたが、あまりの難解さに挫折することばかりでした。本書に関しては、「人事コンサルの仕事内容」や「心構え・能力・スキル」の導入部分から、徐々に実際に制度設計をする際の方法論へと落とし込みながら説明されているため、初心者にも理解しやすい内容でした。とりあえずの一冊を求める方には必須!ではないでしょうか。 やっと出会えました 私は人事コンサルタントとして、今後力を入れていきたくて人事コンサルティングに関する書籍を探していました。しかし、なかなか自分のなりたい人事コンサルタント像に合致した書籍には出会えなかったのですが、この本は、特に理由もなく何かに惹かれるように購入しました。特に人事コンサルタントとしての考え方や姿勢、そしてクライアントとの関係など、「人事コンサルタントはこうでなくっちゃ!!」という感動と共に、やっと出会えたという気がしました。 入門書として非常に秀逸 人事を扱う上での心構え・姿勢が熱く語られており、読んでいて思わず「そのとおり!」と言いたくなるほど納得性が高い。
また、コンサルティング実践の流れが非常に分かりやすく書かれており、他の本では書かれていような実践的なノウハウが数多く盛り込まれていることに驚いた。コンサルティングを進める中で迷いが生じるところ、躓きやすいところが解説されており入門書として非常に秀逸であると感じた。 さっそく使いました CDに収録されている契約書と企画書を早速使いました。ワードが入っていて、簡単に自分用のものが作れました。時間短縮になって助かりました。受託しないほうがいい場合とか相手のニーズ・本音の引き出し方も載っていて参考になります。コンサルタントとしての考え方を学ぶにはいい本だと思います。詳しい設計は同じ著者の前に出した本を参照したほうがよいです。
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[ 単行本 ]
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株主価値を高めるEVA経営
・佐藤 紘光 ・齋藤 正章 ・飯泉 清
【中央経済社】
発売日: 2008-10
参考価格: 2,730 円(税込)
販売価格: 2,730 円(税込)
Amazonポイント: 27 pt
( 在庫あり。 )
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・佐藤 紘光 ・齋藤 正章 ・飯泉 清
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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日本企業の知的資本マネジメント
・内田 恭彦 ・ヨーラン・ルース
【中央経済社】
発売日: 2008-03
参考価格: 2,730 円(税込)
販売価格: 2,730 円(税込)
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( 在庫あり。 )
中古価格: 2,729円〜
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・内田 恭彦 ・ヨーラン・ルース
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カスタマー平均評価: 5
日本企業に勤めるすべての人にお勧めします。 日本企業の経営スタイルは長期雇用を前提として従業員に企業特殊知識の取得を促し、企業独自の知的資本を蓄積することによって競争力の源泉を獲得するところに特徴があるとされています。
そこで、長期雇用を維持する日本企業の経営スタイルは、欧米型の経営スタイルに比べると、事業環境の変化に応じて機敏に対応していくことが苦手なのではないかという疑問が生じます。
本書は、この疑問に対して、知的資本を活用するマネジメントによって環境変化への対応力やイノベーション創出力を生み出すことが可能であると主張しています。また、どうマネジメントするかという具体的手法について詳細な解説がされています。全体を通して実践に根ざした議論になっており、分かりやすく、とても説得的です。
本書で示された「資産合理の経営スタイル」という概念や、組織のデザインや人事施策、そして分析ツールによる「知的資本マネジメント」の手法は、「日本型経営はこれからどうなっていくのか?」という疑問に対して一つの回答を示しています。 経企、人事マネージャーにお薦め。 とても分かりやすく読みやすい。具体的な事例もあり応用範囲もひろいと感じた。資源合理で戦略を考える方法は日本にとてもフィットしていると改めて感じた。経企部門のみならず、戦略展開を支援する人事部門でも応用可能だと感じた。
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[ 単行本 ]
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ホワイトカラーの仕事と成果 人事管理のフロンティア
【東洋経済新報社】
発売日: 2005-05-20
参考価格: 2,730 円(税込)
販売価格: 2,730 円(税込)
Amazonポイント: 27 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,729円〜
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カスタマー平均評価: 3.5
考える足がかりを与えてくれる本 いわゆる「人的資源管理」の書籍のように、実務にそのまま使えるハウツー・マニュアル的な答えが書いてあるというものではなく、ホワイトカラーの生産性について考える足がかりを与えてくれる本だ思っています。
最初に提唱されていた「費用センター」等の考え方を各事例で積極的に引用していなかったのが残念ですが、トヨタの事例のように表現は難解であるだけに筆者の考えをじっくり「味わう」ことができる部分もあり、全体としては良いのではないかと思います。
ホワイトカラーの仕事の中身のように明快でなくグジャグジャしているものを明快に記述できないのは当たり前かもしれません。 いわゆる学者先生の本 学者先生が頑張って調べたなあという感じの本です。
「人事管理」と「仕事の管理」をつなげて考えたことが
本書の売りらしいのですが、実務家から見ると、ごくごく
当たり前のことをもっともらしくいわれているだけで、
「なるほど」とか「勉強になった」という気はしません。
それに、肝心の人事管理とのつながりも、なにかおもしろい
モデル化がされたわけでもなく、事例がダラダラと長いだけで
実務的な示唆があるわけでもありません。
実務家からすれば、まるで「子供から人生について説教されたよう」
でした。 せっかくのフレームワークが活かし切れてない… 堅実な研究成果をこれまで生み出してきたことで定評のある中村氏が編者の一人になっている文献。管理会計領域におけるバランススコアカードの知見を踏まえた洋書の研究成果から、現実の仕事世界における事業管理の仕組みの実態を捉えるフレーム(「責任センター」がキーターム)を紡ぎ出して、仕事の動態に肉薄するためのツールとしての設計・鍛錬を志向する意欲作である。だが、せっかくのフレームを準備したのに、個別の事例研究で活かし切れていない。特に、前から気になっていたのだが、もう一人の編者である石田氏は、相手にしっかりと自分の見解を伝えるための論理構成・表現力に乏しくないか?(『仕事の社会科学』を参照されたい、何でこんな本が社会政策学会の学術賞を受賞するのか?労働研究の水準が、実務のありようと乖離し過ぎだ!)おそらくこの文献の基本となるフレームを準備したのは中村氏だろうが、その努力を活かすべく、フレームの検証志向性をもった事例研究が、残念ながら揃えられているわけではないため、作品としてはバランスが取れていない。よって、☆印3つとした。だが、フレーム構築の野心は買いだ!
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[ 単行本 ]
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組織と技能―技能伝承の組織論
・松本 雄一
【白桃書房】
発売日: 2003-11
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格: 3,150 円(税込)
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( 在庫あり。 )
中古価格: 2,700円〜
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・松本 雄一
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カスタマー平均評価: 4
技能をめぐる議論 本書は、「企業組織において『技能』がどのように形成さ
れるのか」(p.1)について論じるものである。
2部に分けられており、1部は先行研究レビューおよび分析
枠組みの提示を行なっている。2部は3つの異なる事例を扱
って分析枠組みの適用と本研究から得られた実用的な提案
がなされる。
事例として扱われた3つの職場は以下の通りである。
(1)鋳鉄管製造現場
(2)生協共同購入
(3)アパレル企業
著者が見出した実用的知見は、ナレッジ・マネジメントの中
で語られる「形式知化」とは一線を画したものである。著者
は、当該職場における技能を分類し、その分類に的確な技能
形成の道筋をあてはめていく方法を提示する。
「形式知」が汎用的・脱状況的な側面をもつのに対して、こ
こでの提案は、そもそも「個別状況」と「学習(技能形成)」
は分けることができないという考えにもとづく。そのため、
技能そのものを脱文脈化する方法ではなく、技能の形成の道
筋自体を整える方法(技能の性質と効果的な形成の道筋との
対応関係の追及)をとっている。
本書で扱われた個別の事例は、本書の意図から離れても、モノ
グラフとしての価値がある。例えば生協や製造業、アパレル業
界を調査対象にと考えている経営学および社会学の調査者に
とって有用であるだろう。
ただ、本書の副題は「技能伝承の組織論」となっているが、
「組織論」的なまとめが弱かったように感じる。
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[ 単行本 ]
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望ましい就業規則―実務と理論をふまえたモデル規定
・大内 伸哉 ・藤原 稔弘 ・櫻庭 涼子 ・中山 慈夫 ・小西 康之
【社会経済生産性本部生産性労働情報センター】
発売日: 2005-10-25
参考価格: 3,360 円(税込)
販売価格: 3,360 円(税込)
Amazonポイント: 33 pt
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中古価格: 2,700円〜
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・大内 伸哉 ・藤原 稔弘 ・櫻庭 涼子 ・中山 慈夫 ・小西 康之
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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加点主義人事事例集―評価・育成・処遇の人事トータルシステムの実務 (事例シリーズ)
【経営書院】
発売日: 1993-05
参考価格: 3,873 円(税込)
販売価格: 3,873 円(税込)
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中古価格: 2,700円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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経営教育ハンドブック
・山城 章
【同文舘出版】
発売日: 1990-07
参考価格: 13,252 円(税込)
販売価格: 13,252 円(税込)
Amazonポイント: 132 pt
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 2,700円〜
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・山城 章
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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「社会保険・労働保険」 はじめての届出&かんたん手続き (図解はじめて)
・吉川 直子
【技術評論社】
発売日: 2007-09-13
参考価格: 1,869 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,694円〜
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・吉川 直子
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カスタマー平均評価: 5
身近に置くべき「要領の良い」書 同業の人間にとっては「届出・手続き」など当たり前だろ!と思われるのですが、煩雑な書類を「通す」ための細かいアドリブに関しては、数をこなしていないとパッとその場で思いつかないことが多いのです。そういうかゆいところに手が届く良書です。
例えば、
○ 雇用保険新規適用の地図は、ネットをプリントアウトして貼っていいか?
というようなことの答えを知らずに、杓子定規にやると、書くのに時間がかかったり、汚くて役所に疑惑を抱かせたりします。
書類とは一事が万事「細かいところ」の羅列です。その注意をしっかり本書で参照できれば、無駄な労力を費やすこともなくなるでしょう。
「たかが書類、されど書類」です。社労士のサービスの基本として一発で通る書類を作るために、実は奥深く、本当の「読み」ドコロの多い本なのです。この本を手に入れて、さっそく座右に置いておくことにしました。
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