ビジネス・経済誌専門店

解りやすい本です。
損益分岐点に関する本を何種類か読みましたが、
本書が一番解りやすかったです。
基礎から少し複雑なところまで丁寧に説明されており、
また、図表が多いところにも好感がもてました。
まさに、痒いところに手が届くといった感じです。
これなら、損益分岐点についてくわしくない人でも、
確実に理解できるだろうなぁと思いました。

知り合いにも薦めてみるつもりです。

理工系学生や社会人1,2年目の方に
本書は技術者のための　というタイトルになっているが、内容は理工系学生で企業に入社する希望を持つ4年生や修士の学生と理工系出身者で社会人1,2年の方々を対象にしているように思う。内容はバランススコアカードによる戦略立案の方法を中心に、戦略立案策定に必要な各種の分析方法の紹介をし、物語風な章もありこれ一冊で企業戦略の初学書としては、この一冊で十分であろう。更に学習して使いこなしたい方は、ノートン/カプランの原著・訳書を参照したほうが良い。
学校祭の模擬店を成功させたい学生にお勧め
経営戦略に関する書籍が溢れかえっている中で，
本書は主に学生をターゲットにしている部分に特色があります．

全体を通じてBSCを中心とした経営戦略立案方法を概観できますが，
特に，第3章の-お好み焼き屋 in 北大祭-と題したBSCの作成事例が興味深いです．
この章では，北海道大学での学校祭を舞台に，お好み焼き屋を出店するとした場合での
BSC作成が手順を追って紹介されています．
BSC作成未経験者が参考書等を元に実際にBSCを作るのは難しいものですが，
本章では学校祭という，学生にとっては馴染み深いテーマを元に
学生達が指導者の指導の元に実際にBSCを作り上げていくプロセスが示されているので，
理解しやすく，読み物としても面白いです．

もし大学などの学校祭で模擬店を出したい人は，
この本を参考に模擬店を単なる遊びではなく，立派な「経営」と考えることで
取り組んでいけば，ただ楽しんで終わる以上の知見を得ることができ，
組織の経営戦略立案という面において
社会に出てからも活用できるスキルを得ることができるのではないでしょうか．
きちんとした戦略を立て実行することによって儲けの額も違ってくるでしょうし．
（それが一番おいしいかも…）

プロの視点、素人の視点
優れたプロダクトデザインは、アートにすら近いような気がします。数多あるプロダクトデザインの中でも、この本に取り上げられている製品(作品)は、世に知られた逸品ばかり。であれば、｢このデザインのどこが素晴らしいのかを言葉で解説するなんて、野暮ってもんでしょう｣という意見も一理あるとは思う訳ですが…僕のようなデザインの素人からすれば、デザイナー自身(＋α)が語る具体的なデザインに対する考え方、完成までの試行錯誤等に、｢なるほどねぇ｣って思う面白みの方が先行してしました。プロの目をトレースすれば、優れたデザインをもっと味わう事ができるかも？これからのものの見方も変わるかも？そんな気がします。

個性的なデザイナーの、それぞれの個性が前面に出ている文章も、読んでいて純粋に面白いですよ。

頭を使うことで在庫も資源も削減できるはず
在庫の適正水準を保つ為には、それぞれの品目の在庫水準をきめ 細かく設定し、きちんと管理することが在庫削減の近道である。 本書はその為の考え方と、実践的な技術を著わされています。 実際の計算式と説明があり、一部はエクセルを用いた計算の実践 にも踏み込んであります。 JustInTimeやかんばん方式がもてはやされて生産能力が世界一の はずの日本が長い不況に見舞われたとき、自分の国にいながら非 常に不思議に感じたものです。 その頃から、ジャストインタイムに納品する為に、路上を倉庫代 わりにしている大型トラックを見かけるのは日本のありふれた風 景になってしまいました。 これじゃ自分の会社の在庫は減っても製品全体の在庫コストはト ラックのかけっぱなしのエンジンの燃料代をプラスして減ってい るわけがありません。（もちろんこれはトラックに乗っている運 ちゃんのせいでもありません） 製造の片隅にたずさわるあるいは支援する者の一人として、きめ 細かな計画と実践を今後行っていくべきであり、その手法の求め 方の一つを本書は紹介してくました。
初学者におすすめ！
営業、購買サイドどちらで働く人間にもお勧めの一品です。
在庫管理の基礎的手法から、ＭＲＰまで洩れなく網羅されています。

初心者にもわかるように丁寧に書かれているので、
わかりやすく、読み終えたあとには基礎的な知識が身につきます。

ただ、実務レベルで活かすにはより突っ込んだ内容が知りたくなるというのが
正直なところ。
その場合は、さらに発展学習しましょう。
良書である
在庫管理の本としてはかなりの良書である。そして実に全体最適の視点から解説した本でもある。
初心者からでも良いが、ある程度の勉強したことがあって
その復習をかねて読むともっと知識として頭に入る。
例え等も非常にユニークであり、システム導入者の方など
必見ではなかろうか・・。
実践に基づいた在庫管理論
在庫管理に関する書籍は多数あるものの，それらのほとんどが理論だけを取り扱っている。著者は，旧来の在庫理論が本当に効き目があるのかどうかを実測あるいはシミュレーションを行って分析しているので，各在庫管理手法の使い方や限界について分かりやすく説得力がある。
流通業界や製造業で在庫管理に携わる人あるいは初学者にとって最適な書である。
生産管理担当者必読
基本的な在庫管理の知識を与えてくれ、応用についても方向を示してくれる。実務の上での曖昧であった部分について、品目の出荷データがあれば理論的な数値を求めることができる。また、出荷データを持たない場合、チベット常数を使用することで担当者の経験値から管理値を求められる部分などは、面白い。データ主体の分野だけにデータが無くても試せるので身近な問題で適正在庫を学ぶことができる。