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[ 単行本 ]
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経営戦略論
・石井 淳蔵 ・加護野 忠男 ・奥村 昭博 ・野中 郁次郎
【有斐閣】
発売日: 1996-04
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格: 3,150 円(税込)
Amazonポイント: 31 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 227円〜
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・石井 淳蔵 ・加護野 忠男 ・奥村 昭博 ・野中 郁次郎
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カスタマー平均評価: 4
中級者向けの参考書という印象 経営戦略について幅広く説明をしており、ほぼ網羅されていると言っても良いです。
私は某経営戦略系資格の受験の際に、不明な点を理解する参考書として重宝しました(無事合格もできました)
ただ、あえて指摘するならば、文中の表現が遠まわしな言い方が多かったように思えます(大学講義用だから?)
ですので、経営戦略初心者の方はいきなりこの本を読むと、経営戦略の奥深さが逆につまらなく感じてしまうかもしれません。
もう少し簡潔に書かれていれば星5つにしてました。 戦略論の辞書 これまでの戦略論をテーマ別に紹介した本です。
この本ならではの議論というのはなかったような気
がします。ただし多くの戦略論を網羅的に説明して
いるので「役に立つ辞書」みたいな位置づけだと思
います。
事例が使い古しの感がいなめないのとバーニーな
どが紹介されていないので星を一つ落としました。 戦略構築は、一般理論を構築することではない? 本書は、経営戦略を次の視点から議論する良書である。1.どのような経営戦略が有効か。2.経営戦略と、人や組織とのかかわり。3.経営戦略における企業革新の問題。4.経営戦略における最近の課題。どれも組織をマネジメントしていく上で、また今後マネジメントを展開していく上で重要なトピックスが集まっている。ここでは、批判はともかく、「1」について言及しておく。「どのような経営戦略が有効か」。これは、どのような状況でも通じるような戦略定石・戦略の一般理論を導こうとしているのではない。基本的に、経営戦略・マーケティングなど、人間を対象とする領域では、どんな状況でも通じるような普遍的な理論を構築することは難しい。仮に構築できたとしても、それは当たり前すぎる戦略・一般理論となり、他社との競争優位を構築できない。本書では、こうした方向に向かうのではなく、どういった条件の下でどのような戦略・一般理論が有効かを考える、いわば条件適合理論を模索する。すなわち、本書では、どのような条件の下で、どのような戦略が有効か、その背後には、どのような論理が存在するのか、これを明らかにするものである。こうした問題意識のもと、経営戦略を構成すると思われる領域の一つ、競争戦略、事業システム戦略、ドメインの定義、資源展開などが議論され、それぞれの中で条件適合的に議論が展開される。この中でも特に、事業システム戦略は、現代市場戦略においては多様性への適応という点から考察すべき必須の要件となっていると思われるが、経営戦略の書物の中ではなかなか見ることができない議論が展開されており、読者に新しい視点を与えてくれると思われる。 経営戦略のバイブル 21世紀に入り、経営戦略は経営学の中でも重要な学問領域に発展してきた。米国には経営戦略を学ぶための体系的なテキストが多く存在しているにもかかわらず、日本では数えるほどである。この本は、経営戦略を基礎から学ぶことに適したテキストであり、国内においてはまさにバイブルと呼ぶに異ふさわしい本なのだ。ただ一つ残念なのは、学習を円滑に進めるための演習を備えていないことである。米国のいくつかのテキストでは良質の演習が備わっている本もある。日本でも早く経営戦略が典型的な演習問題として説明されるほど体系的な学問領域として発展してもらいたいものだ。 経営戦略を考える方にお勧めです 経営戦略を考える方にとって、この本は何度か読み返す価値のある本だと思います。 内容は、経営戦略とは何かを真面目(学問的に)に論じている本で、経営戦略がどういう定義であり、そしてその内容について説明があります。また企業革新についても触れられています。 コンパクトな本なので私は必要に応じて読み返し、経営戦略の基本に立ち返るように努力しています。 しかし、全く経営の本に慣れていない方には、難解かもしれません。ある程度経営学の基礎がある方向けと思い、万人向けではないと言う理由で星4つにしています。
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[ 単行本 ]
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起死回生のターンアラウンド―瀕死の保険会社、ゼロからの復活物語 「小説+理論解説」スタイルの経営戦略書
・内海 康文
【東洋経済新報社】
発売日: 2002-12
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 215円〜
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・内海 康文
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カスタマー平均評価: 4.5
日本型のあるべきCRM像 国内の中堅保険会社を舞台に,顧客起点の経営改革を志す顧客企業の部長と戦略コンサルタントの闘いを通して,企業変革の進め方を記述している.
本書の特徴は何と言っても「日本型CRM」とも言うべきCRM戦略のあり方を愚直に訴え続けている点にある.欧米型のCRMは多くの企業で失敗したが,その原因として顧客視点の欠如やビジネスモデルの全体感の欠落があった点は否めない.本書で指摘するように,あるべきビジネスモデルから思考を始め,現場にフィットした即したやり方を実践できていれば,CRMという言葉がこれほど空虚になることはなかっただろう.
三枝氏の名著「戦略プロフェッショナル」と方向性を同じくし,「小説+理論解説」スタイルを取っているが,登場するキャラクターの人間味溢れる描写などは本書が上であろう.通勤電車の中で貪るように読んでしまった.名著である. インプリへ 「コンサルタントが活用する理論」もさることながら、外部からの変革を有効に行う方法の具体的な記述に学びがあった。社内からのBuy-inを得る過程、変革が始動するまでの抵抗など、泥臭いことにも触れている点が、他の「経営変革ストーリー」との違いだと思われる。 社内ポリティクスを反映している点がいい! 保険会社の再生を題材にしている本です。最近、旬であるプライベートエクイティのような財務を中心とした事業再生の話ではなく、ビジネスその物をどのようにリストラクチャリングするかというと点にフォーカスされています。 私も、金融機関で働いていますが、顧客思考といいながら、データベースが整っておらず、営業戦略が精神論になっている点が、本書の設定と類似しており非常に参考になりました。 また、経営戦略、コンサルティング会社の本も多くありますが、社内ポリティクスを反映させた本はあまりありません。 その点、本書は社内ポリティクスを反映させ、どのように事業を再構築するかが描かれているところがリアリティがあっていいです。\\\ コンサルティングの真髄 !!! 外資系コンサルティング会社で仕事をしているものです。経営コンサルティングとは何かということを、初めて、体系立てて理解できた気がします。コンサルタントの入門書として最適な良書だと思います。また著者の仰る通り、コンサルティングとは問題解決の付加価値提供であり、ツールや、パターン化されたものを販売するビジネスではありません。その意味において、コンサルティングの本質を突いたこの本は、長年コンサルティング業界にいるシニアなコンサルタントにとっても、自らを再認識するための貴重な機会を与えてくれるのではないかと思います。 自ら変革を進める勇気をくれた! いつしか会社の歯車の一つとなり、流されている自分を見つめなおす良い機会となりました。「上司が悪い。」「会社が悪い。」と責任転嫁をするのを反省し自分で出来ることを始めてみようと思います。この本は、その勇気と、具体的方法論を与えてくれました。小説と解説が良いバランスとなっておりますので、あっと言う間に読めて、なおかつズシッと重いものが残る良書です。皆さんも是非ご一読下さい。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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経営革新と戦略管理
・宇角 英樹
【税務経理協会】
発売日: 1999-03
参考価格: 2,205 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 221円〜
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・宇角 英樹
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カスタマー平均評価: 0
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[ − ]
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大学で教えない実戦経営学―経営戦略から自己啓発まで40講
・千尾 将
【ダイヤモンド社】
発売日: 1990-04
参考価格: 1,377 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 221円〜
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・千尾 将
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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EVAによる価値創造経営―その理論と実際 (戦略ブレーンBOOKS)
・スターンスチュワート社
【ダイヤモンド社】
発売日: 2001-12
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 217円〜
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・スターンスチュワート社
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カスタマー平均評価: 4
EVAについて理解するなら、 この本が一番いいと思う。とにかく分かりやすいから。EVAの計算方法の他に、例えば、なぜキャッシュフローだけを経営指標として使うことが問題なのかとかEVAとその他の指標を比較してEVAの優れている点を説明したりと、初学者に理解がしやすい。あと個人的には、この本の紙の質が気に入った(笑)。 入門編としてなら合格点 分かりやすく、チャートを交えながらEVAってなんぞや? という説明をしている本です。基本的な会計・ファイナンスの知識があるのなら、すぐに 読み終わるでしょう。ただ、これをもって実践でつかえる かといったら、NOです。 それに、スターンスチュワート社は、NOPATの様々な調整を 社外秘としていることもあり、その点はこの本でも同様に雲の中 といった感じです。詳しく知りたい方は、別のEVAに関する本 を参照してください。 「EVAってなに?簡単に知りたい!」っていう方向けの本 という主旨を汲み取って★4つです。 EVAについてまとまった知識を得るならこの本が一番 近年EVA経営が日本でも浸透してきた。とはいうもののEVAの意味する本当のところを理解している人はまだまだ少ないのではないかと思う。本書はEVAの本質を教えてくれる。翻訳がやや固い感じもあるが、この一冊を読破すればEVAについてはほぼその全てを把握したといってもよいだろう。
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[ 単行本 ]
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「自己株式・組織再編と資本の部」の会計と税務
・諸星 健司
【税務研究会出版局】
発売日: 2003-10
参考価格: 2,310 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 207円〜
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・諸星 健司
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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勝つ流通業の「一番」戦略
・ウィラード・サンダー ・ネイル・スターン
【ダイヤモンド社】
発売日: 2005-07-01
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 202円〜
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・ウィラード・サンダー ・ネイル・スターン
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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経営理論早わかり読本―ランチェスター戦略からSISまで 経営革新を図る20の理論をポイント徹底解説 (PHPビジネス選書)
・矢野 新一
【PHP研究所】
発売日: 1991-11
参考価格: 1,223 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 200円〜
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・矢野 新一
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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経営戦略の基本がイチから身につく本―これで儲かる仕組みが見えてくる!
・手塚 貞治
【すばる舎】
発売日: 2005-08
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 198円〜
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・手塚 貞治
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カスタマー平均評価: 3.5
詳しく記載しているビジネス用語集としてお勧めします。 経営戦略を本格的に学ぶ方の入門書というよりも、
経営戦略に特化した少し詳しいビジネス用語集としての使い方をお勧めします。
一通りの戦略用語は網羅されています。
ランチェスター戦略、SWOT分析、M&A、セル生産、コンプライアンス。
まずは用語と必要知識をこの本で取得し、実務で使う方や本格的に学びたい人は
MBA経営戦略やコトラーの本等、専門書を読む、その段階を踏む為の土台作りと
割り切れば良いでしょう。
最低限の知識として知っておくべき戦略知識は押さえていると思いますので、
手始めにという方は、この本を読んでみては如何でしょう。
(本格的な経営戦略本から入ると、挫折も多いですし、本の値段も高いですから。) 初心者に最適 経営戦略について初心者にはうってつけの本だと思います。
大学講義用の書籍を読むと難しく書いてある内容が、この本ではイラストと簡潔な文章で書いてあり、イメージを持ちながら知識をつけることができました。
ある意味バイブル的な本です。
初心者の方はまずこの本を読んでから、より深い内容の本で知識を深めていけば良いのではと思います。
まったくの無知な方へ 経営戦略と言うものに興味を持ち
初めて手にした書籍がこれでした。
内容は玄人の人からすると
どーでも良いようなものなのでしょうが
初心者にはこれくらいからが丁度良いと思います。
なぜなら、
簡単に解説してくれた方が初心者も投げ出さずに読めるからです。
経営戦略に興味があり、初っ端から躓きたくない方は
手にしても良いのではないでしょうか?
不明点があれば、その後深めていけば良いわけですし。 これはこれでいいのでは? この本はおそらく新入社員用なのでしょう。私のような人事担当者としては、こういう本はそれなりに必要です。来年度の研修に検討しようかと思っています。 確かに基本ですが 経営戦略を考える上でのフレームワークやツールを簡潔に説明する、という趣旨なのでしょうが、色々なものを盛り込みすぎたせいか内容がかなり薄い点が気になります。もう少し的を絞って説明した方が、「基本が身につく本」になったと思います。
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[ 単行本 ]
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ケースブック 経営戦略の論理
・伊丹 敬之 ・西野 和美
【日本経済新聞社】
発売日: 2004-04
参考価格: 1,995 円(税込)
販売価格: 1,995 円(税込)
Amazonポイント: 19 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 195円〜
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・伊丹 敬之 ・西野 和美
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カスタマー平均評価: 3.5
ディスカッションのパートは面白い 巻頭に「ケースディスカッション実況中継」というパートがあって、これが面白い。講師の問い掛けに最初は戸惑いつつも、徐々に受講者が学習していく様子がまざまざと窺える。ファシリテーションの参考になる。願わくば、全てのケースに対してディスカッションを付加してほしいものだ。 読み手に左右される本 ただ単にケースの寄せ集めといってしまえば
たしかにそれだけの本です。
ケースは日経ビジネスレベルより少し濃いぐらいの内容のレベルです。
企業ごとにある一定スパンにフォーカスして
その時期のその企業がどういった結果を残したのか?
を基に記述が行われていますが
ほとんどが「事実の羅列」であり
それを自分の中で構造化して論じるようにかなり噛み砕くまでやらないと
さっぱり意味のない本になるには間違いありません。
逆にいうと、それぐらい戦略論やマーケティングに対しての理論的な
背景がないと、自分の中に各現象を捉えきる枠組みが存在しないため
ディスカッションまで発展しない可能性もあります。
冒頭に、筆者によるケースディスカッションのやり方なども記載されており
その箇所については初めてケースに取り組まれる方にも参考になるかと
思われます。
かなり力を入れないと意味がない本。
しかし、ケースとしては使いやすいものだと思います。 あくまでケースの寄せ集め・・・ なんだか全体としてのまとまりが欠けてる気がする。
「経営戦略の論理」との関係もいまいちよく分からんかったし。
たぶん、作者が大学院生っていうのも関係しているんだろうけど、文書や内容も稚拙なようにも感じた。
日経ビジネスなどの記事の寄せ集め集といった感じで、読みやすいことは読みやすいけど、内容的に得られる物は少なかった 語り手によって化ける本 一部のケースライターが修士課程に在籍している学生さん!?ということもあり、この本は評価が分かれてしまうところも・・・。
ところが、このケース、語り手によって大きくその価値を変えてくれました。
MOTの教科書として使われたのですが、実は講師がこの中に書かれている企業の取締役です。
取材に来た筆者の性格から取材方法までも解説し、さらにケースの行間までも読んでくれました。
当然、講義には本書を何回も読んでいかないと議論についていけませんが、ケースとしての読み方も大変参考になりました。
経営は”限定された情報”から判断を下さなければなりません。
ケースの範囲でしか情報がなかったとき、経営者としての読者はどうするか・・・。
読んで終わらせるだけでなく、ディスカッションの機会があると本書の価値は大きく変わるでしょう。 ケースブックだからしょうがないか うーん、全般的に刺激が足りないと思います。 ケースブックなので、記事やヒアリングに基づく事実を並べたものだと言えばそれまででしょうが、読んでいて、各ケースに流れる「経営戦略の論理」に対して想像力を刺激されるような書き方では無いケースが多いですね。テキストブックとしての「経営戦略の論理」は、優れていると思いましたが、こちらはちょっとがっかりでした。
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