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本の出来自体は秀逸なのだが…
ストレートに読めば、奥田碩という人は｢不世出の名経営者｣と賞賛できる。 しかし、少し視点を変えてよむと、彼の発言と行動の矛盾ばかりが目に付いてしまう。 1つだけ例を挙げよう。彼は｢どんな困難があっても首切りは避ける。首切りをやった場合は自分も経営者を辞める｣という旨の発言をしている。ところが、赤字に転落した日野自動車が、首切りを行って黒字転換したら、持ち株比率を50%以上に上げて子会社化している。さらに首切りを行った当時の日野自動車の社長は、日野自動車を去るどころか相談役に居座っていた(今はいないようだが)。日野自動車にもやむを得ない事情があったのかもしれないが、どうにも釈然としない。 奥田碩という人の凄さを徹底的に追ったが故に、その矛盾をも浮き彫りにしてしまった皮肉に満ちた｢力作｣だ。
強いなぁ。。
奥田氏が社長であった頃の語録からトヨタという会社、会社の思考回路を読み解く本です。

いろいろな雑誌や新聞などでの奥田氏の発言を、会社経営、政治に対する発言、日本経済・金融機関に関する発言などをテーマ別にまとめ、その時の状況、トヨタの動き、その発言の意図などを、筆者がまとめ、解説してくれてます。奥田氏の会社での経歴紹介もあります。

経営者というものの強さ、責任、心がまえなどが、伝わってくる本でした。

非情に役に立った
筆者紹介 学生時代に映画館で映画を４０００本観た。←数じゃないだろ 毎年表紙の色が違うだけ？？ 毎年就職する人３人に２人は読むらしい←読んでる人見たことある人手を挙げてー！
おすすめ！
就職活動でかなり救われました。
やっぱり
他の就職活動本と比べると、内容的にチョット古い気がします。
著者のブランドイメージだけで売れていたりするのかも知れないですが、ハッキリ言って期待はずれでした。

でも、企業の人事は何年経っても変わらない部分もあるので、基本を知らない人が読むにはいい本なのかも知れませんが…。
読むだけならよいが、実行すれば落ちる！
読めば分かりますがはっきり言って著者はどうかしているとしか思えません。また、私が10年前大学生だったころと内容がホントに一緒！なのもおかしい。読むだけに留めましょう。間違っても書いてある事を実践してはいけませんよ！どうしても実践したいなら、辻太一朗著「面接官の本音」も読んでから実行に移すかを決めてください。こちらは良書ですので。。。著者は多才で有名で、能力もある方ですがこの本に関してだけはイカているとしか考えられない。たぶん本を売りたいだけなのでしょう。もう一度いいますが学生諸氏はこの本に書いてある事を真に受けないこと！落ちますよ！人生棒に振りますよ！
中谷彰宏入門書
　中谷彰宏さんを好きになったきっかけの本。
わら半紙の軽い本が懐かしい。人と違うことがしたかった。
ライフスタイル全般の先生。

BBS太田昭和コンサルを受けたときに役に立つ
BBS太田昭和のコンサルでSPACE分析を導入したので、勉強するために読みました。そういう境遇の人にはおすすめしますが、これを読んでもタイトルどおりの「戦略実行力のマネジメント―四半期経営の実践モデル」が得られるとは限りませんのでご注意を。 SPACEにしてもBSCにしても、Weightingをどうするかで評価結果が全く違うものになる可能性があるので、Weightingのノウハウまで書いてあれば実践書としてはもっと役に立つはず、と思います。
戦略的バランス・スコアカードの実践書
本書にはバランス･スコアカードを活用した戦略的マネジメントの具体的な方法論が解りやすく書かれている。バランス･スコアカードをより戦略的なものとするために、外部環境を反映するためのツールとして４軸事業ポートフォリオ分析を用意し、自社のポジショニングとコアコンピタンスを明確にするアプローチを取っている。また、組織と個人の業績評価を高い次元で整合させるためのツールとしてＱＭ人事制度を用意し、戦略を個人のアクションに落とし込む作業を強力にサポートするよう設計されている。バランス･スコアカードの長所を生かしながら、戦略的な視点からその実践を推し進めるノウハウを高い完成度で提案している。冒頭と最終章では居酒屋でのビジネスマンの会話という設定で、企業が問題点を意識しそれを解決する過程を描いており、親しみやすい記述となっている。マネジメント理論にそれほど詳しくない読者でも容易に読みこなせる良書である。
新しい発見−４軸事業ポートフォリオ手法
この本は、他の経営戦略系の本と違い、今日本の企業が打たなければならないマネジメント改革の打ち手を具体的にかつわかり易く記述している。特に、４軸事業ポートフォリオは、４つのビューから多面的に事業を評価できかつ実際的である斬新な手法であるため、経営資源の最適配分を客観的に考えなければならない企業にとっては非常に有用なものであると言える。お薦めの一冊である。
四半期開示時代のマネジメント手法
ＩＲの向上を目的として、四半期開示が２００４年第一四半期から東証・大証で義務付けられる。このままだと、各企業は目先の３ヶ月の決算実績に振り回されて右往左往することになりかねない。本書は中長期計画を明確に設定し、四半期決算というスピード経営を実現するための強力なツール群とノウハウを提供してくれる。特に経営戦略策定のためにポートフォリオ分析をより立体化した手法（４軸事業ポートフォリオ分析）、戦略を日常のPDCAへ結びつけるための事業バランススコアカードなどは実際のビジネス現場において有効なものであり、四半期開示時代のマネジメント手法であると言える。また、データウエアハウスの構築など、より実際的な内容であり、経営者・管理者、企業の企画部門の方々にお勧めの一冊!である。
戦略立案・実行における最高のガイダンス
この本は、戦略を一貫した手法で実行に移すうえで最高のガイダンスになる。
企業における戦略は、従来社員にとっては絵に描いた餅のようなもので、自分のやることとは無縁のような存在だった。

その意味で、トップにとっては、戦略をたてるとはどういうことかということを示唆している。即ち、実行の方法まで具体的に示し、思いを社員と共有して初めて戦略をたてたということになる。
一般ビジネスマン、企業の経営者、役員、企画部門、コンサルタントなどの幅広い層の方に一読を薦める次第である。