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１３の事例はバラエティに富み、参考になるものが多い。
ＳＯＨＯ三鷹・ＳＯＨＯ静岡の事例は同業の士の参考になるものであった。

コミュニティビジネスの解説本にありがちな抽象論は少なく、
平易な言葉で書かれている初中級者向けの本といえよう。
コミュニテイビジネスで悩んでいる人・目指す人に最適
いい街に住みたい、自分の住んでいる街を誇りにしたい、もっとよくしたいという思いは住民すべてがもっているものと思われる。今まで地域は女性、子供、老人のものとされてきたが、ここにきて団塊の世代-シニア予備軍が自分の街に大きな関心と行動を起こすようになっている。その1つが「新しい地域づくりにコミュニテイビジネスを活用しよう」というものである。　
　今までの地域経営はアイデアもお金も全て国から回ってきて、それに従ってきた。しかしそのやり方では、もうこの社会の閉塞感から抜け出すことが出来ない「もう地域づくりは自分たちでやる」ボランテイアではないコミュニテイのビジネスとして取組もうということである。

　行政も、今年は多くの白書や先進自治体のプランに地域活性化支援活動のテーマとして、コミュニテイビジネスを取り上げている。　本書は中小企業診断士の視点でわかり易く、この新しい風に焦点をあて1冊の本にまとめている。

メールマガジンが元になっているためか、１つ１つが完結して、一気に読まずに、時間をおいても、読みやすかったです。

内容も、参考になることが多いですが、筆者の考え方、ものの見方、分析力も、「なるほどー」です。
新しいタイプの「日経新聞の読み方How to本」
メールマガジン「経営戦略考」のバックナンバー集といった感じですが、テーマごとに体系化されているとやはり印象が随分違います。日々配信されるメールマガジンを読んでいるだけではその時に分かったような気がするだけで情報の読み取り方というのは身につきにくいですね。(速報的な情報収集源としてはとても有用ですが・・・)しかし本書のように体系化されたものを繰り返し読むことで日経記事の読み取り方が身につきそうな気がします。
今朝の新聞を読み返してみたくなります。
新聞の記事は誰でも読むことができます。もし貴方がこの記事を経営・仕事に生かしたい場合は、この本を手に取ってみると良いでしょう。

この本では、記事を生かす方法の一つとして、読んで考える具体的な方法が提案されています。たとえば、新聞に記載されている記事には、事実（結果）だけではなく発想（原因）も記載している記事があります。この発想部分をアイデアの一つとして、「自社に応用できるか？」「顧客に適用できるか？」等と発想を展開します。また、業界・他社など周辺の情報を集めたり、書籍などで紹介されている一般法則と絡めて考えていきます。こうして、私たちがその記事・発想の本質を読み解くと、”成功する原理原則”とその事例を得ることができます。（ただし、直ぐに本質を読み解く”具体的な方法”は記載されていません。）